【2025 地球となかよし探究クラス】
沖縄の美ら海で学ぶ 未来のリーダー育成プログラム!
美ら浜で見つけた宝物から広がる学びの世界

五感を使って学び・感じ・考える
このプログラムは、五感を使って学び・感じ・考える特別プログラムです。
オンライン学びやAI教材が普及する時代だからこそ、 あえて自然の中に子どもたちを連れ出し、デジタルでは決して得られない実体験から学びを深めることが大きな意義を持ちます。
目で見る・耳で聞く・手で触れる・足で歩く・仲間と語る。
こうした体験を通じて、子どもたちの「人間力」の土台を育てることを私たちは大切にしています。
そして、
見たもの、出会ったものを子ども達のそのままの感性で受け止めた上で、一人ひとりの感性を「探究」活動を通して、未来へ繋がる、もう一歩踏み込んだ世界の扉を開くきっかけとしていきます。

「答えを知る」ことよりも、「答えにたどり着く力」を育む
地球となかよし探究クラスでは、「答えを知る」ことよりも、「答えにたどり着く力」を育むことを大切にしています。
なぜなら、私たちの目指すのは、単なる知識の詰め込みではなく、子どもたち自身が学びの主人公になることだからです。
探究活動のテーマ
沖縄の異なるビーチ(海岸)で実際に自分の五感のアンテナに引っかかった好奇心の先にあるものを探究のテーマにしていきます。
世界からも注目される沖縄の海、美ら海。この沖縄の海が、注目され、世界中の人々を魅了するには様々な理由があります。その魅力の背後にある環境や生物多様性についても学んでいきます。漂着物を収集し、季節や場所ごとの違いを比較しながら、沖縄の海についての理解を深めながら、一人ひとりの「気になる」から「テーマ」を導きだし、探究を進めていきます。



プログラム内容(全10回:6月~2月)
このプログラムは、仲間と一緒に、沖縄の美しい海岸で、ビーチコーミングで漂着物を集めたり観察しながら、楽しく、自然環境や生物多様性について学び、標本を作る過程で、さらに観察力や科学的思考を磨き、それらをしっかりと最後に自分たちの力で表現(アウトプット)していくプログラムです。
※ビーチコーミングとは※
海岸に漂着しているものを拾い集めること。海岸の環境やゴミに見えるものでもタイムトラベルしたみたいに何十年、何百年も作られた人工物と出会えることもあります。
- 講義(6月3時間)
- オリエンテーション
- 沖縄の島の成り立ち
- ビーチコーミングの導入
- 実際の漂着物で作成した標本(液浸、骨格、乾燥など)をみながら自分で作る標本のイメージをふくらませていきます。
- 図鑑の見方・使い方
など…
※1回目の講義を通して、子ども達がこれから行っていく探究活動を楽しくイメージできるような場を提供していきます。
- フィールドワーク(7月・9月・12月各3時間)
- リアルな沖縄のビーチで飛び出して、自らの五感をフル稼働!
- それぞれ異なるビーチ・季節に、3回のフィールドワークを行い、ビーチコーミングを行います。
- ビーチコーミングとは:
海岸に漂着しているものを拾い集めること。海岸の環境やゴミに見えるものでもタイムトラベルしたみたいに何十年、何百年も作られた人工物と出会えることもあります。 - フィールドワークを行った後は、振り返りの時間を取り、それぞれが収集したものについて考察しあう時間を取ります。
- 標本づくり(8月3時間)
- 1回目のフィールドワーク全体についての総括
- 収集した漂着物の分類と標本作成
- 図鑑での調査とラベル作成
- 生物や漂着物の特性について学習
- それぞれの標本について仲間と共有し対話します。



- 1対1での個別オンラインセッション(10月)
- 講師が1対1で、一人ひとりの興味関心を深堀りし、探究のテーマを明確にしていく贅沢な時間。
- 知識より「問い」を大切にする時代。一人ひとりの中に生まれる問いに丁寧に寄り添い、深めていきます。
- 屋内施設の見学(11月3時間)
- 「資料の収集・保管、展示による教育、調査研究」を一体として行う機関である博物館等の施設を先生と一緒に見学することを通して、学術的な世界の広がりを体感していきます。
- 各々のテーマのアウトプットのイメージの参考にもしてもらいます。
- 成果発表準備と考察(1月3時間)
- 収集データの分析
- 発表用ポスターやスライドの作成
- プレゼンテーションの練習会(2月前半)
- 出来上がったポスターやスライドを使ったプレゼンテーションの練習をしていきます。
- グループに分かれてお互いへのフィードバックを行っていきます。
- 発表会(2月後半)
- 1人ひとりの探究したことを発表していきます。
- 来場者への説明とディスカッション



スケジュール
6月:2025/06/21 (土)午後 琉球大学
7月:2025/07/05 (土)午前 恩納村のビーチ
8月:2025/08/23 (土)午後 琉球大学
9月:2025/09/06(土)午前 南城市のビーチ
10月:個別セッション オンライン
11月:2025/11/15 (土)沖縄県内の博物館等屋内施設見学
12月:2025/12/20 (土)午前 大宜味村喜如嘉のビーチ
1月:2026/01/31 (土)午後 琉球大学
2月:2026/02/07 (土)午後 沖縄博物館美術館内セミナールーム
2月:発表会の場所及び日程は現在調整中
各月1回のペースで活動を行っていきます。
※天候などにより一部の内容やスケジュールが変更になることがあります。ご了承ください。
※講座の振替は行いませんが、どうしても参加ができない日がある場合は、LINEによる質問の受付や個別のフォローアップを行っていきますのでご相談ください。


メイン講師紹介
探究のプロが講師となり、子ども達の探究をサポートしていきます。
プログラム提供:一般社団法人キュリオス沖縄
宮崎 悠(みやざき ゆう)
一般社団法人キュリオス沖縄 理事

琉球大学大学院海洋科学環境学修了。博士(理学)。
生き物とそのウンチクが大好きなヒゲのガイド。
専門は「八放サンゴ(八方向に骨格が伸びるサンゴ)の分類学」だが、海の生き物から昆虫、爬虫類両棲類、植物まで幅広く興味を持つ。好きなフィールドは水辺や湿った場所。自然の在り方、生き物の生き様を知ることを通して、「生命・生物とは何だろう」を追求することに興味がある。自分の推し生物の魅力を共感してもらえるのが無上の喜び。趣味は生物の写真撮影、ジャズバイオリン演奏。3児の父。
仲間 信道(なかま のぶゆき)
琉球大学大学院農学研究科修了。修士(農学)。
沖縄生まれ沖縄育ち。好きな生き物は多足類(ムカデ、ヤスデ、ゲジなど)、昆虫、爬虫類など広く。専門はタマヤスデの分類。多趣味で、バイクいじり、古物収集、レコード鑑賞などが好き。
ビーチコーミングでよく拾うもの:貝殻、種子、骨、古い陶磁器、ガラス類

サポーター
神谷 則子(かみや のりこ)
一般社団法人地球となかよし代表理事

NEAL自然体験活動指導者、LNTレベル1インストラクター、日本イエナプラン教育協会主催イエナプラン基礎編終了、探究ファシリテーター、キャリアコンサルタント(国家資格)
このプログラムを通して、子ども達が、実際に経験すること、発見すること、探究することの面白さを感じ、仲間や先生、そして自然界の生き物たちと「なかよくなる」機会となることを願いサポートしていきます。
ビーチコーミングでよく拾うもの:亀の骨、シーガラス、貝殻、珊瑚のかけら
東風平 朝任(こちんだ ちょうと)
ニックネーム:がじゅまる
ハイサイクリーン隊隊長
自然体験活動指導者(NEAL)、WMT C Wilderness First Aid(WAFA)認定、子ども外遊びトレーナー、理学療法士
子ども達との関わり、関係作りにおいて、心の繋がりを大切にし、 子ども達の中に湧きおこる感情や葛藤を大切にサポートしていきます。

会場
6月・8月・1月・2月:琉球大学
7 月・9月・12月:沖縄本島のビーチ
7月:恩納村
9月:南城市
12月:大宜味村喜如嘉
10月:ご自宅(インターネットの接続ができて会話が可能な場所)
11月:屋内施設
を予定しております。
※それぞれの会場までの子ども達の送迎は保護者様の方でお願いいたします。
対象
小学4年生~小学6年生のお子様
ご用意いただくもの
お子様が使用可能なインターネットに接続可能なデバイスのご用意をお願いいたします。(タブレットやパソコンなど)
調べ学習の際や、継続的にサポートを行うためのオンラインでのフォローアップの際に使用していきます。調べ学習に関しては、スマホでも代用可能です。
※キーボード入力が難しい場合は音声入力などの機能を利用できれば問題ありません。(こちらは必要に応じてサポートいたします。)
※使用に際して必要となるアプリケーションについては申し込み後にご案内していきます。(ZOOMやGoogleドキュメントなど)
※最後の発表資料作成は本人と相談の上、PCやタブレット、手書きで行っていきます。
参加費
31,500円
3時間×全10回のプログラムになります。(1回あたり3,150円)
※兄弟姉妹割引:2人目以降は定価の30%割引22,000円(年間)
※再参加割引:定価の30%割引22,000円(年間)
兄弟姉妹割と再参加割引の併用はできません。
申し込み方法
定員:全12名
子ども達の未来を支える重要なスキル
スキルは磨くことで高めることができます
スキルは、学習や経験の機会によって磨くことで高めていくことができます。そして、これらのスキルは、単なる学習の手段にとどまらず、子ども達の自己実現に直結する重要な要素です。
未来の社会では自ら課題を見つけ出し、解決策を考え、自らの言葉で発信し、他者と協力して実行するスキルが求められます。テーマの中から、自分の興味のアンテナが動くものを探し、一方的に「教えられる」学びではなく自分の力で学ぶことでそれらのスキルが磨かれます。
学ぶことの楽しさ。
他者の視点や価値観に触れること。
自らの力で発表する体験。
沖縄の美しい海での実践的な学びを通じて、子ども達は自然環境への理解と興味を深め、体験を通じて未来の社会で必要となるスキルを磨いていきます。
ご参加をお待ちしています!
沖縄の美ら海を舞台に、一緒に楽しみながら子ども達にとって大切なスキルを磨く機会としてご活用いただければ幸いです。

このプログラムは、一般社団法人キュリオス沖縄様のご協力と、独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金協働プロジェクト(LOVE BLUE助成)の助成を受けて運営しています。

